教育
Modern Viennese Violin School
ダニエル・アウナーのヴァイオリン教則本、2024年刊 — 全十章の概要。
『Modern Viennese Violin School』は、指導と演奏の実践から生まれたヴァイオリン教則本です。2024年6月に英語で刊行されました。
全章の構成
第一章 ・ 楽器の構え 肩と楽器の関係、顎当てと肩当ての選択、体の重心。左手を支持の役目から解放することが目的です。
第二章 ・ 弓の持ち方 親指の曲げ、小指の支点、手首と指の分担。弓は握るものではなく、釣り合わせるものです。
第三章 ・ 運弓 三つの接触点、圧力と速度の比、弓元と弓先の違い、そして弓の返しを聞かせない方法。
第四章 ・ 左手 指の独立、手の形の構築、最小限の押弦。練習とは反復ではなく、意識的な観察です。
第五章 ・ ヴィブラート 腕・手首・指という三つの源、速さと幅の独立した制御、どの音楽的文脈でどのヴィブラートを用いるか。
第六章 ・ ポジション移動 確実で、かつ楽句の語り口を損なわない移動。滑る音を聞かせるべきときと、そうでないとき。
第七章 ・ 音程 純正律、平均律、旋律的音程の違い。開放弦・倍音・和声関係による自己修正。
第八章 ・ 練習の方法 いつ、どれだけ、どう区切り、どう休むか。ゆっくり練習することの本当の意味。
第九章 ・ 舞台 あがりの生理学と対処。オーディションと演奏会では準備が異なります。
第十章 ・ 演奏習慣 バロックの情念論と音楽修辞、ウィーン古典派の楽節構造と八小節周期、ロマン派における自由。
日本との関わり
『Modern Viennese Violin School』日本語版 教則本は日本語でも刊行されています。
サントリーホール、東京オペラシティ コンサートホール いずれにも出演しています。
湯浅譲二 ウィーンでの指揮のグループ指導を受けました。
刊行
英語原著、2024年6月刊。ペーパーバックとKindle版。サラ・ポミン・デ・オリヴェイラ訳によるポルトガル語版もあります。発行:mozartiano。
レッスンのお問い合わせ:info@danielauner.com